アプリ開発のための環境整備

プログラミング

ターミナルを操作しよう

ターミナルは、PCに命令をすることができるアプリケーションです。

コマンドラインインタフェース (CLI)は、コンピュータに対してキーボードからコマンドという文字を打ち込んで操作を行う仕組み。
グラフィカルユーザインタフェース (CLI)は、グラフィックを用いて操作を行う仕組み。
例:「マウスでファイルをダブルクリックして開く」

なぜわざわざターミナルを操作するのか?

それは、GUIとCLIでは CLIの方が行える操作の数が圧倒的に多い ため。

GUIのように全ての操作をグラフィカルに表現していては画面がメニューやボタンで溢れかえって分かりづらい。。。

プログラムの実行はCLIが行える操作の1つ。
そのため、 ターミナルの操作は必須スキル

ターミナルの見方

例:user@USERnoMacBook-Air 〜 % ”ここにコードを入力”

この場合

  • user@USERnoMacBook-Air 〜 %  → プロンプト
  • user  → ユーザー名
  • USERnoMacBook-Air  → コンピューター名
  • 〜   → カレントディレクトリ

環境を作っていこう

※OSがCatalina以降の場合

  1. % chsh -s /bin/zsh(zshをデフォルトに設定)
  2. % echo $SHELL(ログインシェルを表示)
  3. /bin/zsh(このように表示されれば成功)

Command Line Toolsを用意しよう

  1. ターミナルで% xcode-select –installを入力
  2. インストール」をクリック
  3. 「同意する」をクリック
  4. インストールが成功すれば完了
  5. 完了ボタンをクリック

Homebrewを用意しよう

※Macのモデルを確認
画面左上のりんごマークから「このMacについて」をクリックして、表示されたMacの情報が「Intel」か「M1」か確認。ここから先はIntelの操作。

Homebrewをインストール
  1. % cd(ホームディレクトリに移動)
  2. % pwd(ホームディレクトリにいるかどうか確認:/Users/ユーザ名)
  3. % /bin/bash -c “$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install.sh)”(コマンドを実行)
  4. 「password」が表示されたらPCのパスワードを入力
  5. 「Press RETURN to continue or any other key to abort」が表示されたらエンターキーを入力
Homebrewがインストールされているか確認
  1. ターミナルに「brew -v」を入力
  2. 「Homebrew 2.5.1」のようにバージョン情報が表示されれば無事にインストールされている(数字は異なることがある)

そして、

  1. % brew update(Homebrewをアップデート)
  2. % sudo chown -R whoami:admin /usr/local/bin(Homebrewの権限を変更)
  3. 再度パスワードを入力し、コマンドが入力できるようになれば終了

新しいバージョンのRubyをインストールしよう

  1. % brew install rbenv ruby-build( rbenv と ruby-buildをインストール)
  2. % echo ‘eval “$(rbenv init -)”‘ >> ~/.zshrc(rbenvをどこからも使用できるようにする)
  3. % source ~/.zshrc(zshrcの変更を反映)
  4. brew install readline(readlineをinstall:ターミナルのirb上で日本語入力を可能にする設定を行うため)
  5. % brew link readline –force(readlineをどこからも使用できるようにする)
  6. % RUBY_CONFIGURE_OPTS=”–with-readline-dir=$(brew –prefix readline)”
  7. % rbenv install 2.6.5 (rbenvを利用してRubyをインストール:処理に10分程度かかる可能性のあるコマンド:2.6.5と書いてあるのは今回インストールするRubyのバージョン)
  8. % rbenv global 2.6.5(利用するRubyのバージョンを指定)
  9. rbenv rehash(rbenvを読み込んで変更を反映)
  10. % ruby -v(Rubyのバージョンを確認)

Rubyのバージョンが、先ほどインストールした2.6.5であることが表示されれば完了

MySQLを用意しよう

MySQLは、アプリケーションでデータを管理するツール。

MySQLをインストール

  1. % brew install mysql@5.6(処理に時間のかかる可能性があるコマンド)
  2. % mkdir ~/Library/LaunchAgents
  3. % ln -sfv /usr/local/opt/mysql\@5.6/*.plist ~/Library/LaunchAgents
  4. % launchctl load ~/Library/LaunchAgents/homebrew.mxcl.mysql\@5.6.plist
    ※2〜4は MySQLの自動起動設定
  5. % echo ‘export PATH=”/usr/local/opt/mysql@5.6/bin:$PATH”‘ >> ~/.zshrc(mysqlのコマンドを実行できるようにする設定)
  6. % source ~/.zshrc(設定を読み込むコマンド)
  7. % which mysql(mysqlのコマンドが打てるか確認)
  8. /usr/local/opt/mysql@5.6/bin/mysql(成功)
    ※5〜8はmysqlコマンドをどこからでも実行できるようにする設定
  9. % mysql.server status(MySQLの状態を確認)
  10. SUCCESS! MySQL running(成功)

shared-mime-infoを用意

  1. % brew install shared-mime-info
  2. % brew list(実行した後に表示されるリストの中にshared-mime-infoがあれば成功)

Railsを用意

※Railsを使用する場合

  1. % gem install bundler –version=’2.1.4′ (bundlerをインストール:Successfully〜が表示)
  2. % gem install rails –version=’6.0.0’(Railsをインストール)
  3. % rbenv rehash ( rbenvを再読み込み)
  4. % rails -v(Railsが導入できたか確認:バージョンは都度変わる可能性があり)

Node.jsを用意

Railsを動かすために必要なNode.jsをHomebrewを用いてインストールする。

Node.jsのインストール

  1. % brew install node@14 (Warning: node@14 14.15.3 is already installed and up-to-dateと表示されても問題ない)
  2. % echo ‘export PATH=”/usr/local/opt/node@14/bin:$PATH”‘ >> ~/.zshrc
  3. % source ~/.zshrc(Node.jsへのパスを設定)
  4. % node -v(Node.jsが導入できたか確認)
  5. v14.15.3 (数値は異なる場合がある)

yarnを用意

yarnは、プログラム同士の関係性を管理する役割がある。

  1. % brew install yarn
  2. % yarn -v(yarnが導入できたか確認)

ついに

Webアプリケーション開発のための環境構築は完了!

※この環境設定はRuby・Railsを学習した際の私の設定方法です

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